「て」で始まるマネー・金融用語集

このページはマネー・金融用語の解説ページです。定額リボルビング、提携カード、ディスカバーカード、定率リボルビング、デビットカード、デュアリティ、電子マネー、締結、デビットカード、手数料収入、抵当ローン、デイ・オーダー、テクニカル分析など「て」で始まる用語をまとめました。

定額リボルビング

定額リボルビングは、毎月の最低支払金額(ミニマムペイメント)が一定額であるリボルビング払いのことをいう。これに対して、毎月のミニマムペイメントが利用額などの一定率により決まる方式を「定率リボルビング」という。一般にリボルビング払いとは、毎月の利用金額によらず、ミニマムペイメントを毎月支払う、消費者金融やクレジットカードの返済方式の一つをいう。

提携カード

提携カードは、クレジットカード会社が様々な企業や団体と提携して発行するクレジットカードのことをいい、「コ・ブランドカード」と「アフィニティーカード」に区分することもある。これに対して、クレジットカード会社が自社で発行する自社ブランドのカードが「プロパーカード」である。一般に提携カードは、提携先である企業や団体のサービス及びプロパーカードのサービスを利用できるが、プロパーカードの全てのサービスを利用できるとは限らない。この提携カードには様々なものがあり、クレジットカード会社では、その商品ラインナップの中で、航空、カーライフ、インターネット・通信、エンターテイメント、グルメ、スポーツ、ショッピング、マネー、トラベル、ホテル、学校、ファンクラブなどで区分している。

ディスカバーカード

アメリカ発、カード会員5千万人、加盟店4百万店以上。大半の加盟店はアメリカであるが、一部カナダ、メキシコ、コスタリカ、ミクロネシア、マーシャル諸島やカリブ海の諸国で加盟店開拓をしている。中華人民共和国のユニオンペイ・ネットワークと相互に加盟店を開放することで合意。中華人民共和国、シンガポール、タイ、韓国でも利用できるようになる予定。日本国内では、2007年にJCBと加盟店を相互開放することで合意した。

定率リボルビング

定率リボルビングは、毎月の最低支払金額(ミニマムペイメント)が利用額などの一定率により決まるリボルビング払いのことをいう。これに対して、毎月のミニマムペイメントが一定額である方式を「定額リボルビング」という。一般にリボルビング払いとは、毎月の利用金額によらず、ミニマムペイメントを毎月支払う、消費者金融やクレジットカードの返済方式の一つをいう。

デビットカード

即時決済の クレジットカード。利用し段階で、即、利用者の銀行口座から利用金額が引き落とされる

デュアリティ

デュアリティは、英語の「Duality(二重性)」から由来し、一つのクレジットカード会社が、競合関係にある2つのカードブランドを発行することをいう。これは、米国で1970年代末に、VISAを発行していたバンク・オブ・アメリカがマスターカードの発行に踏み切ったのが始まりと言われる。デュアリティは、日本のクレジットカード会社では、JCB(ジェーシービー)を除いてはごく一般的である。通常は、自社ブランドがない場合、VISAとマスターカードの2つの国際ブランドを発行することが多い。また、自社ブランドがある場合には、国際ブランドを含めて三重になることもある。さらに、会社によっては、国際ブランドに、VISAとMasterCardだけでなく、Amexを加えているところもある。

電子マネー

電子マネー(でんしマネー、英語 英称:”electronic money”)とは、情報通信技術を活用した決済サービスのことである。電子マネーは、貨幣経済が実質的に貨幣という物品によってやり取りされていた所を、電子的なデータ(および通信→データ通信)によって決算する手法である。その意味では電子的な電信で実質市場経済が動いている状態も一種の貨幣の電子マネー化といえるが、一般に電子マネーという場合は、この決済手段を末端の小売レベルにまで推し進めた状態を指す。なお電子マネーは、日本銀行券など国家(中央銀行)が発行し、その価値を保証する経済学上の「通貨」ではなく、サービスを提供する会社による私製貨幣(代用通貨など)の一種である。このことから、日本では法的に金券やプリペイドカード等と同様に、前払式証票の規制等に関する法律の影響を受ける。これらは利用者(消費者)にとってはあたかも通貨のように機能するが、実質的には通貨によって先払いされた金銭価値(単位)をデータ化したりして、決済の段階で金銭単位のデータをやり取りし、このやり取りされた金銭単位に応じて、予め先払いされ蓄えられた通貨から相殺される。

締結

契約などを結ぶことをいいます。
「金銭消費貸借契約を締結する。」という使い方をします。

デビットカード

銀行口座と直接連動するカードのこと。デビットカードを使うと口座から利用金額が直接引き落とされ、口座残高は減る。デビットカードには加盟店のPOS端末からオンラインでリアルタイムに口座から購入金額が決済される「オンラインデビット」と、オーソリだけはリアルタイムで行うが、決済はバッチで送信し、後日引き落とされる「オフラインデビット」の2種類がある。ATMカードはオンラインデビットカードの一種です。

手数料収入

カードビジネスでの手数料収入とは年会費、加盟店手数料、保険等の仲介による収入のことを言う。フローのビジネスと言われ、カードの枚数やトランザクションを増やすことによって収益拡大ができる。

抵当ローン

担保として不動産に抵当権を設定することを条件に行う金銭の貸付のことをいう。一般的に、中・高額、長期、低金利のローンが多い。アメリカの消費者金融専門会社は、この抵当ローンが主力業務である。

デイ・オーダー

当日限り(ニューヨーク・クローズまで)有効な注文。

テクニカル分析

チャート、移動平均線、確率分析などを用いた技術的な相場分析の総称。