仕事開始から契約終了まで

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仕事開始から契約終了まで

登録をすませ、仕事が決まったらいよいよ派遣先に出社します。

勤務の初日はその派遣先を担当している営業担当者が動向するシステムを取っている派遣会社が多いようです。
勤務地の最寄り駅や派遣会社のオフィスなどで待ち合わせをして、一緒に向かうことになります。
初日に動向してくれる営業担当者は、その派遣先で働いている間、職場で何か困ったときの相談窓口になります。
服装は、初日は登録の時と同じようにスーツまたはきちんとして見えるようなスタイルにしましょう。
2日目からは派遣先の職場の様子をみて合わせるようにします。正社員がスーツ、アルバイトやパートがカジュアルというように分かれている職場であれば正社員の服装に合わせたほうが無難です。
派遣先の会社につくと、まず職場で一緒に働くメンバーや指揮命令者に紹介されるので派遣会社名と自分の名前を名乗りメンバーの名前を覚えましょう。
指揮命令者は派遣社員に仕事の指示をする人です。就業条件明示書にも名前が記述されているはずです。原則的には、この指揮命令者が直接仕事の指示をするのですが、職場によっては形式的に部署の長などが指揮命令者となっていて、「具体的な仕事内容は誰々さんに聞いてください」と言われ、他の人の指示に従うことになる場合もあります。
何人も派遣社員を使っている会社では、派遣スタッフの中、あるいは派遣会社の社員を派遣先に送り込む形でリーダーをおいているところもあります。その場合は、そのリーダーの指示に従って仕事をします。
ただし、派遣先によっては誰が派遣社員に指示を出すのかはっきりしていないところもあります。指示がかさなってしまったら優先順位を就けてもらって対応していきます。連日このような状況が続くようであれば混乱してしまいますので、派遣会社の営業担当者を通じて指揮命令系統を一本化してもらえるよう依頼しましょう。

就業規則

派遣期間中は一般社会人としての常識を守りましょう

遅刻や無断欠勤をしないなどはもちろん、会社の書類やデータを持ち出したりしないなど、ルールを守りましょう。
派遣されている間は派遣会社に雇用されているわけですから、派遣会社の就業規則を守るようにしましょう。就業規則はスタッフ手帳などに書いてあります。
給料は、タイムシートという書類に記入した始業時刻と終業時刻の記録にもとづいて、分単位で計算されます。タイムシートは複写し気になっていて、派遣先の承認印を貰った後、1枚を派遣会社に送り返すようになっています。タイムシートの提出が遅れると給料の支払いに影響するので、必ず期日までに送付しましょう。
契約終了日が近づいてくると、3ヶ月程度以上の契約なら1ヶ月前までには派遣会社から連絡があり、契約を更新するかどうか聞かれたり、更新無しの契約なら終了を確認されます。更新の規定がある契約で働いている人は、この時期までに更新するかどうかを決めておく必要があります。
更新しない、または契約終了なら、最終日までにデスクの周りやロッカーなどを整理し、私物は持ち帰って初日の状態に戻しておきましょう。消耗品や備品、制服など派遣先から借りていたものは、すべてきちんと返しましょう。
後任の人が決まっていれば、前もって引き継ぎようのノートなどを作成しておきます。後任の人がいなくても、業務によっては自分が行った仕事の報告書を書いておいたほうがいい場合もあります。
こうした派遣先用のノートや報告書とは別に、派遣期間中は日々、自分のための業務日誌を就けておくことをオススメします。面倒なようですが、業務日報を就けておくと、何かトラブルがあったとき、いつどんなことがあったのか、事実を明確にした上で相談することができます。仕事の成果や自分のスキルの向上を確認することもできるので、派遣会社に時給アップの交渉をするときにも役立つと思います。