専門家の使い方がわかっていない

失敗する大家さんの特徴とは(10)

自分のレベルにあったプロを利用することが大切

専門家を使えない大家さんの例

解決を専門家に委ねる

このような専門家に依存し、甘えている大家さんは、まず事業家として成功しません。むしろトラブルになるケースが多いので、仕事のできる専門家はできるだけ依存体質のお客様との関わりを避けようとします。

専門家の報酬をケチる

税理士をはじめ専門家の仕事は、自分の時間を切り売りしてお客様にサービスを提供するものです。当然高く買ってくれるお客様の対応を優先します。反対に報酬をケチる人に対しては対応が鈍くなります。

自分に都合の良い話だけつなぎ合わせる

このような人はしばしば専門家のアドバイスをいいとこ取りしようとします。例えば、リスクの話を聞かずリターンの話のみ覚えているなどです。このような人は自分の考えに同調する人を選ぼうとして何回も専門家をはしごします。結局イエスマンを自分の手元に置こうとするので耳の痛い意見を聞かず、専門家を雇う意味がなくなってしまいます。

専門家の上手な活用法

自分のレベルにあった専門家とつきあう

優秀な専門家ほど安易に顧客を集めません。質の悪い顧客とトラブルになることのリスクを嫌うからです。従って、優秀な専門家をブレーンに死体のであれば、まずは大家さん自身が成長することが必要です。

情報を隠さない

大家さん自身にとって、都合が悪い情報でも包み隠さず話して欲しいということです。
特に自分に取って情報を隠したい場合、相談者は一般論で相談することが多いのですが、不動産投資は個別性の強いビジネスなので、一般論では正しくても、その大家さんにとってのベストのアドバイスとはいえないこともあります。

相応の報酬を支払う

報酬を支払うポイントは先に全額の目安を尋ねておくことです。仕事のできる専門家なら、自分の報酬の目安について明確に説明してくれるはずです。