「大家さん」はリスクを背負ったビジネスです。
大家さんは「楽して儲かる」のでしょうか?
大家さんはアパートやマンションなどの建物を貸して収入を得る商売で、所有している建物には固定資産税がかかります。
また維持管理のためのコストが発生します。建物の設備は数年経過すると消耗により壊れたりします。使用できなくなれば修繕や取り替えなどする必要があり、このコストを負担しなければなりません。
このように建物の維持管理のためにかかるお金がある一方で、借り手がいない、アパート・マンションの空室が続くなどの収入が得られない状態が続くことになれば、不動産の資産価値がありません。
故障する箇所の一例- ドア
- 雨戸
- キッチン
- トイレ
- 風呂
深刻化する借り手不足
日本の人口が増加している時代は、慢性的な住宅不足のため、賃貸物件さえ用意できれば簡単に借り手が見つかり、安定した家賃収入が得られ、「楽して儲かる」ことが出来たかもしれませんが、現代では少子化の影響などもあり、借り手のいない賃貸物件が増えています。大家さんの仕事も簡単なものではありません。