ワンルームマンション投資のリスクとポイント
ワンルームマンションへの投資を始める人が増えています。家賃収入を購入価格で割った表面利回りで考えると、定期預金等の金融資産のりまわりより格段に高い収益が期待できるため、サラリーマンや公務員など、これまで不動産投資と縁遠かった人たちも、こぞってワンルームマンション投資に参入しています。
ただ、不動産投資に限らず、あらゆる資産運用には、リターンの裏側に何らかのリスクが隠れています。このワンルームマンション投資にも、実は大きな落とし穴があります。特に不動産投資は金融商品への投資と違い、事業として行うものですから、より慎重にリスクの検討をすべきです。
ワンルームマンション投資のリスク
ワンルームマンション投資にかかるリスクとしては以下の4点があります。
- 物件の供給過剰
- 低家賃貸事務所の大量供給
- 物件の売却損
- 税制改正の影響
ワンルームマンション投資の際のポイント
今や大人気のワンルームマンション投資ですが、いずれ家賃が下がるおそれや、物件の売却の時点では、大幅な売却損を被るおそれもあります。
そこで、ワンルームマンションの購入を検討する場合には、次の2点も考慮する必要があります。
- 相応の家賃設定・修繕計画を前提とした収支計算
- 投資金額を何年で回収できるか?