取扱商品を増やして売上げアップ

アクセスアップ&売上アップのテクニック(13)

取扱商品を増やすメリット・デメリット

ショップの運営に慣れてきたら、少しずつ取扱い商品を増やしていきましょう。取扱商品が増えると、在庫が切れた時や季節物の商品の入れ替え作業が大変になります。また、ページ作りや商品説明の執筆作業もらくではありません。しかし、それ以上に大きなメリットもあるのです。

たとえば、家電ショップで何度も家電を購入する人はそうそういません。しかし、趣味の品や消耗品も販売すれば、今度はそちらを購入してもらえるので、リピーターが確保しやすくなります。また、1つの商品だけを販売しているショップでものを買うのは、なかなか勇気がいることです。取扱商品を増やすことは、顧客を安心させる効果もあります。さらに、取扱い商品が増える程検索エンジンにも登録されやすくなり、SEO的にも有利になります。

しかし、商品を増やしたとしても、Webサイトを整理しなければ、ユーザーは目当ての商品が見つけられなくなってしまいます。ジャンル別にページを分けたり、しっかりカテゴリーを整理したりして、顧客を迷わせないようにしましょう。

メリットデメリット
  • リピーターを増やせる
  • SEO的に有利になる
  • 売上増が期待できる
  • 信頼度が高まる
  • ショップ運営・管理の負担が増える
  • 目当ての商品を見つけにくくなる

取扱商品の増やし方

商品を増やすといっても何でもショップに登録すればよいというわけではありません。メインで扱っている商品になにかしら関連するもの、ショップ自体のテーマから大きくそれない範囲のものを販売するようにしましょう。

季節性のある商品、ヒット商品を取り扱う

季節性のある商品、ヒット商品はある時期だけ急激に売れて、あとはあまり売れなくなります。
このタイプの商品を売る場合は、スピードが大事です。簡単なショップページを作って、PPC広告を中心に集客しましょう。また、既存のショップに商品を追加するよりも、できればその商品だけのショップを作った方がSEO効果は高くなります。

関連商品を追加していく

たとえば「傘」を販売しているショップなら、「レインコート」「長靴」「防水スプレー」などのようにメインの商品に関連した商品を追加していきます。その際はショップの取扱商品の価格帯はできるだけ広くなるようにしましょう。また、リピーターを増やしたいのなら、消耗品を揃えるとよいでしょう。この場合では、「防水スプレー」が消耗品にあたります。

商品のバリエーションを増やす

同じ商品でも色違いやサイズ違いなど、商品のバリエーションを増やしていきます。