ショップの数を増やす

ショップをグレードアップ(9)

ショップを増やす理由

ドロップシッピングに慣れてきたら、ショップの数を増やすことを考えましょう。いくらリサーチをしても、どの商品が売れるかは実際にやってみないとわからない部分があります。あまり1つのショップに力を入れすぎると、売れなかった時に、時間や労力が無駄になってしまいます。ショップの数を増やすことは、そういったリスクを軽減することにもつながります。

また、商品数が多くなりすぎたショップを分割するという目的もあります。SEO的には商品数が多い方が有利ですが、顧客の立場からいえば、商品数が多過ぎると目的の商品を探すのに手間がかかります。また、ショップを見た時に欲しい商品があるかどうかもすぐにわかりません。わざわざ検索して消費院を探してくれる顧客はほとんどいないので、すぐに別のショップに移動されてしまうでしょう。

そのほかにも、短期的に売上が見込めるヒット商品も、既存のショップで販売するより、その商品だけのショップをつくったほうが、より顧客にアピールできます。どろっぷしっぴんぐはネットショップと違い、商品をみつけたらすぐに販売できるのがメリットです。できるだけ多くのショップを作ってみましょう。

ショップの増やし方

ショップを増やすには、大きく分けて4パターンがあります。

ジャンル分けをしてショップを増やす

既存のショップのジャンルをさらに細かく分けてそれぞれのショップを作ります。専門店ということでユーザーからの信頼度も上がり、より細かな情報発信もできます。また、よりニッチなキーワードでSEO対策ができるので、検索結果の上位に表示されるのも容易になるでしょう。ただし、あまり細かくジャンルを分けすぎるとユーザーの絶対数が少なくなるので、市場規模を考えながらショップを増やしましょう。

性格の異なる商品のショップを増やす

季節ものの商品を取り扱う場合、「夏に売れる商品」と「冬に売れる商品」のショップを分けるなど性格の異なる商品で分けてショップを運営することでリスクを減らすことができます。また、いろいろな商品を取り扱うので収益の安定かを図る狙いもあります。

短期商品のショップを増やす

「テレビや雑誌で紹介された商品」や「今売れている商品」などの、短期的には大きな売上が見込めるものの、ピークが短い商品のショップを増やしていく方法もあります。このような商品を探している人は買う商品があらかじめ決まっているので、ひと目で見てその商品が売っていることがわからなければなりません。そのため、その商品だけを扱っているショップを作りましょう。

目についた商品の単品ショップを増やす

これは売れる商品を見つけ出すための方法です。とりあえず目についた商品は、テンプレートを使って簡単にショップを作成し、どんどん販売していきましょう。その中から売れ行きや反応のよい商品のショップを選び出し、商品数を増やしたり、デザインを変えたりしてグレードアップするのです。