仕事内容

弁護士のスケジュール管理や打ち合わせのセッティング、来客の対応など弁護士の業務をサポートするのが法律秘書の仕事。弁護士秘書などとも呼ばれる。働く事務所の規模によっては、ビジネスレター等の簡単な書面作成や、謄本といった必要資料の取り寄せなどパラリーガル的な仕事を任される場合もある。

職種・仕事データ

必要な資格・スキル法律秘書としての基礎知識のほか、電話応対などのビジネスマナーは必要不可欠。また、書類作成などでパソコンスキルも求められる。
なり方専門学校やスクールで、戸籍謄本や裁判書類の書類の読み方、取り寄せ方などの法律実務を身につけ、弁護士事務所に就職。
働き方のバリエーション法律事務所に秘書として秋暑kうする場合がほとんど。法人化された大規模な法律事務所では、5名程度のグループで周囲のスタッフと協力しながら、1〜2名の弁護士を担当するような場合もある。雇用形態は、正社員のほか、派遣、紹介予定派遣で募集されることも少なくない。
勤務時間と休日平日に日中勤務が基本。弁護士事務所にもよるが、残業は1〜2時間程度の場合が多い。土日出勤などもあまりない。日中は資料の取り寄せや書類の申請のため裁判所などへ外出することも。
求められている人物像法律秘書として必要な法律や裁判の基礎知識は必須。弁護士をサポートするため、気配りや細やかな心遣いを持った人が求められる。
採用試験の例履歴書、職務経歴書などの書類選考の後、面接が行われる。最終的には上司となる事務所の代表による面接での人物審査で決まるのが一般的。

キャリアアップ例

  1. スクールなどで秘書業務や法律実務の基礎を身につけ、弁護士事務所に就職。初任給は18〜20万円程度。
  2. 半年程度で重要な裁判書類の作成補助など、より専門的な法律実務を扱うように。専門知識を増やす。
  3. 実務経験を活かし、司法書士などの資格取得を目指す人も。経験の長さが専門性の高さにつながるため転職にも有利。