仕事内容

税関に対して輸出入に関する手続き全般を行う。通関業務のスペシャリスト。外国との取引には、国内のそれとは違ってさまざまな規制があり、関税の申告、品物の安全審査など専門的な知識が必要となる。輸出者や輸入車に代わって、航空及び海上貨物の通関書類の作成、審査、深刻業務を行う。

職種・仕事データ

必要な資格・スキル通関士資格(国家資格)取得が必要。難易度が高く、例年10〜20%程度の合格率である。
なり方通関士の試験に合格することが必須。資格取得後、企業に入り、実務経験を積んでから通関士としてデビューするのが一般的。
働き方のバリエーション貿易に関する業務を行っている企業や、通関業務を行っている企業で働くのが一般的。具体的には商社、食品会社や衣料品メーカー、運送業・倉庫業、輸出入を行っている企業など。ただし、通関士を名乗るには、勤務先の通関業者の申請に基づく税関長の確認が必要。
勤務時間と休日基本的には日中勤務・週休2日だが、業務を行う相手である税関が24時間・年中無休のため、実際にはシフトを組んで、交代で土日も出勤している。週末、月末、期末、年度末は特に忙しい。
求められている人物像法令遵守・正確さが求められる仕事なので、新しい法律などにも対応できるようで、学習意欲や向上心を持った人。
採用試験の例エントリーの後、「書類選考」「会社説明会、筆記試験」「2〜3回の面接」がある。

キャリアアップ例

  1. 貿易関連の企業に就職。初任給はその企業による。会社によっては通関し資格の手当がつくことも。
  2. 実務経験を積むことが必要なので、業務を数多くこなしていく。
  3. 実務経験を活かし、長期的な展望うぇお持って働くことができる。