仕事内容
個々のコンピュータが、快適に情報のやりとりをできるよう、ネットワークシステムを作る。仕事内容は、ネットワークシステムの提案を行う「コンサルティング」、システム化の詳細を設計する「設計」、設計書を基にした開発や構築を行う「構築」、導入後の安定的なシステム管理を行う「運用」、障害機器を正常な状態にする「保守」に分かれる。職種・仕事データ
必要な資格・スキル | まったく未経験から挑戦するならMCP、CCNA、LPICの資格は取得しておいたほうがいい。コミュニケーションスキルも重要。 |
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なり方 | スクールへ通い、ネットワーク系の必要なベンダー資格を取得。その上で通信系、サーバ系の会社へ就職するか派遣として実績をつくる。 |
働き方のバリエーション | 20代から30代前半は、実力に磨きをかける時期なので、正社員もしくは派遣、どちらでも比較的バリバリ働ける。ただし、30代後半になると、現場で活躍する知識やスキルだけでなく、マネジメントが求められ、雇用形態も比較的正社員となる場合が多いようだ。 |
勤務時間と休日 | 会社員の場合は、勤務時間も休日も決まっているが、プロジェクトの進行状況によっては残業もやむをえない。運用監視業務の場合、顧客のニーズにあわせて動かなければならないことも。 |
求められている人物像 | CCNA、CCNP、MCP、LPIC(レベル1)の資格もしくは同程度の実務経験。コミュニケーションスキル、責任感も求められる。 |
採用試験の例 | ほとんど面接数回で決まる。実力を見る基準は、実務経験かそれに匹敵する知識・スキルを実証する資格の有無が重要視される。 |
キャリアアップ例
- スクールで学び、未経験で入社。運用、保守業務で経験を積む。年収平均300万円〜350万円。
- 実務経験3〜5年目、仕様書、設計書を基にシステム構築。年収平均400万〜450万円。
- 実務経験5年以上で、ネットワーク構築に必要な設計書、仕様書設計。コンサルティングも行う。年収500万〜550万円以上。