外食(家族・グループ向け)業界の概要
外食産業とは、店舗で調理し、料理品を提供するサービス業。商社や契約農家などから食材を一括して大量に仕入れ、セントラルキッチンとよばれる工場で加工し、各店舗に配送することで、低価格を実現している。大手は他店舗展開やM&Aを繰り広げ、規模の拡大を進めている。
業界の動向
日本フードサービス協会の調べでは、ファストフードの売上高が2010年まで7年連続増だったのに対し、ファミリーレストランは3年連続、居酒屋は2年連続で前年割れ。景気悪化とともに、より単価の低い店舗に客が流れる傾向にある。低価格競争は激しさを増し、「280円均一」の居酒屋などが人気をよんでいる。