eコマース業界の転職事情

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業界の特徴

  • 楽天、電子書籍事業も本格化
  • アマゾン、物流拠点増で当日配送拡大へ

eコマース業界の概要

eコマースは、インターネットを通じて商品やサービスを売買する取引形態で、企業同士の取引を「B to B」、企業・消費者間の取引を「B to C」、消費者同士の取引を「C to C」とよぶ。ここではおもに「B to C」について取り上げる。事業者自らネットショップを経営する直販型のほかに、電子商店を多数集めて、一元的なサービスを提供する電子商店街というビジネス形態も生まれている。市場規模は前年比116.3%と堅調に成長を続けており、景気が回復基調に転じつつあること、ネット購入者の裾野が広がっていることなどが要因としてあげられる。

業界の動向

日本のeコマース市場はアマゾン、楽天、ヤフーが3強。ほかに各分野に特化した多くの専門サイトも群雄割拠し、競争は激化している。大手EC事業者は、いずれ縮小することが予想される国内市場だけでは、成長に限界があるとみて、海外への事業展開を加速させている。また近年は、日常の食品や、日用品をネットで購入する需要が高まりつつあり、ネットスーパーが拡大。大手スーパー各社が参入/強化を図っている。ソーシャルメディアによるデジタルコンテンツ販売の拡大、クーポン共同購入サービスもトレンドとなっている。