ガラス業界の転職事情

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業界の特徴

  • 液晶テレビ値下げで液晶用ガラス基板の利益率も下落
  • エコガラス、タッチパネル端末向けの伸びに期待

ガラス業界の概要

建材用・自動車用などの板ガラスと、液晶パネルなどディスプレイ向けの用途がある。光学レンズや太陽電池パネル用ガラスも需要が拡大している。国内板ガラスは旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子の3社による寡占状態。光学ガラスが主力のHOYAなど、専門分野に特化している会社もある。

業界の動向

2010年の板ガラス販売額は前年比15.5%増の926億円。世界不況による低迷からは脱却した。新興国における自動車の普及などがおもな要因とみられる。東日本大震災で主要な工場が被災したが、復興需要は追い風。液晶テレビの販売はやや頭打ちの状態にあり、ディスプレイ用ガラスは競争激化が予想される。